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5月31日は「世界禁煙デー」5月31日から6月6日は「禁煙週間」

お知らせ 作成者:健康福祉課

 たばこは、吸っている人だけではなく、周囲の人々の健康にも悪影響を及ぼします。がんや虚血性心疾患、脳卒中など命にかかわる重大な病気の原因にもなります。
 たばこや禁煙について考え、禁煙週間を身につけましょう。

 

【たばこによる健康被害】
 たばこには、5,300種類以上の化学物質と70種類以上の発がん物質が含まれています。脳卒中、心臓病、慢性的な肺疾患、糖尿病、慢性腎臓病など様々な生活習慣病を引き起こします。また、認知症のリスクを23倍高めたり、骨折のリスクを高めます。

◆三大有害物質
・ニコチン
 血管を収縮させ、血液の流れを悪くします。

・タール
 発がん性物質や発がんを促進する物質を含んでいます。

・一酸化炭素
 体を酸欠状態にし、動脈硬化や心疾患の引き金になります。

◆受動喫煙による健康への影響
 受動喫煙とは、喫煙者のたばこから立ち上る煙、または喫煙者の吐く息に含まれる煙にさらされることです。受動喫煙との関連が確実とされた病気として、脳卒中、虚血性心疾患、肺がん、乳幼児突然死症候群(SIDS)等が挙げられます。受動喫煙が原因で、これらの病気により年間約15千人が死亡していると推計されています。

 

【禁煙による効果】
 禁煙に遅すぎることはなく、性別・年齢・喫煙による病気の有無にかかわらず、健康改善をもたらすと言われています。

禁煙後20

血圧や脈拍が正常化する

禁煙後12時間

血液中の一酸化炭素が正常になる

禁煙後23週間

心機能が改善する/肺機能が回復する

禁煙後19か月

咳・息切れ・疲れやすさが改善される

禁煙後1

上昇していた冠動脈疾患のリスクが半減する

禁煙後5

脳卒中のリスクが非喫煙者と同じレベルになる

禁煙後10

肺がん死亡率が喫煙者の半分になる
口腔・喉頭・食道・膵臓・膀胱・子宮頸がんになるリスクが低下する

禁煙後15

冠動脈疾患のリスクが非喫煙者と同じレベルになる

自分のために、周りの人のために、禁煙に取り組んでみませんか?

【問い合わせ先】保健センター TEL 0574-53-2515