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川辺町長 佐藤光宏

プロフィール

氏名 佐藤 光宏
生年月日 昭和31年11月25日
公選職歴 平成11年9月1日・・・・川辺町議会議員
平成13年3月22日・・・辞職
平成13年5月20日・・・川辺町長
趣味 カラオケ・ゴルフ・早朝ソフトボール
キャッチフレーズ 「美しく輝く 水辺と心を育むまち」
好きな食べ物 カレーライス・かつ丼

メッセージ

 川辺町は、町域の約七割を山林が占め、町の中央を南北に飛騨川が流れる山と水の町です。名づけて「水と緑のオープンスペースかわべ」。

 まちづくりの核となるダム湖の右岸側周辺整備も完了し、周辺一帯の散策道や、公園などでは多くの人が余暇を楽しんでいます。また、ダム湖はボート競技に絶好の自然条件を備えており、日本中の愛好家からその名を知られています。また、41.16平方キロメートルの町域には、由緒ある神社をはじめ古代文化を今に伝える史跡が数多く残っています。

 これらの史跡と各地域、そして川を有機的に結びつけて、町内外を問わず多くの人々が一日楽しく遊べるような場を提供していきたいと考えています。そして、町内のみなさんには常にゆっくりとくつろげる憩いの場を、一方町外から来た人には「もう一度行ってみたい」と思わせる場を提供し、その多くがリピーターになってくださることを願っています。

町長のコラム ~ from the Mayor’Desk ~

~from the Mayor's Desk~

 町長の机から 第261回(2023年11月号)


RE-START(リ・スタート)~古き良き川辺の伝統~


 第44回川辺おどり・花火大会は、晴天の下、大変多くの方にご来場いただき、大盛況のうちに幕を閉じました。花火の打ち上げは午後7時半からでしたが、昼過ぎから大勢のお客さまが詰めかけ、各売店は大忙し。大会を主催した川辺町商工会・川辺町商工会青年部を筆頭に、後援いただいた新聞社、協賛金にご協力いただいた皆さま、交通安全協会、消防団、警察など関係された全ての方々に心より感謝申し上げます。


 「RE-START~古き良き川辺の伝統~」をテーマに、町の文化と伝統を後世に伝えていこうという商工会青年部の心意気や良し!であります。しかしながら、昨今の物価高騰の影響によりコストが増加し、4年前と同規模では相当な予算アップを余儀なくされました。このような状況でしたが、協賛金については皆さまのご芳志により大幅増となったほか、町補助金を増額するなど、何とかやり繰りできました。コロナ禍のため4年ぶりの開催となった今回の大会ですが、4年前以上に皆さんに感動を与えたいという商工会の熱意が今回の大盛況につながったものと思います。また今年は、屋台を一か所に集め、屋台村として楽しんでいただいたほか、30台余のキッチンカーが右岸道路に集結し、祭りムードを高めてくれました。来年も厳しい予算となることが予想されますが、川辺町の伝統的なイベントとして今後も継続されることを願います。


 川辺花火の最大の魅力は、その圧倒的な迫力にあります。川幅約200mの飛騨川の真ん中に筏(いかだ)を3基浮かべ、そこから華麗な花火を打ち上げます。観客は両岸いずれも100m足らずの距離から見物するわけで、轟音とともに間近に花火を見ることができます。また、背後に列座する山々によって、花火の音が重厚に響き渡ります。そして、クライマックスは上空の花火と併せて、2艘の小舟から水面に落とされ花開く水中スターマインです。上空の大スターマインと水中スターマインが水面に鮮やかに映り込み見る者を魅了します。「こんな花火は、初めてです。」人々が漏らす吐息が聞こえてきます。


 適度に風が吹いてくれたため、炸裂した花火の煙が流され、次々に打ち出す花火ひとつ、ひとつが、夏の夜空に美しく映えました。


 花火は一瞬にして終わります。しかし、それぞれの花火の華が、短い時間ではあるけれども精一杯に咲き誇る様は、何かを暗示しているようで、幻想的であります。


 RE-STARTした花火大会、来年もどうぞお楽しみに。


川辺町長 佐藤光宏

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メール:mayor@kawabe-gifu.jp