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【語り継がれる桃太郎伝説】鬼飛山

登山難易度

 ★★☆☆☆

こんな方におススメ!

 登山が趣味の方、歴史的文化や史跡が好きな方、家族でピクニックに行くご予定の方

所要時間(周回目安時間)

 3時間

駐車場

 山楠公園駐車場(岐阜県加茂郡川辺町西栃井1849周辺)

アクセス

【自動車でのアクセス】

・東海環状自動車道 美濃加茂IC下車10分

【電車でのアクセス】

・JR高山線 中川辺駅下車 徒歩20分

紹介

 緑の芝生が広がる山楠公園からスタートです!山楠公園には、芝生の広場や大きな遊具、小川の中に水上遊具があります。鬼飛山の中腹にちびっこ見晴らし台が作られているため、小さなお子様がいる方でも家族で訪れ、楽しむことができるおすすめのスポットです。ピクニックにもってこいです♪

 山全体として、急な斜面や険しい道がない山なので非常に登りやすい山です。また、鬼飛山はボランティア団体「ふるさと愛好会」の方たちが中心となって登山道周辺を整備やかわいい案内看板が設置されており、登りやすく楽しい山となっております。

「見晴らし岩」や「白隠禅師座禅岩」、「展望台」などがあり、登りごたえがあります。また屋根付きの休憩所も設置されているので、お昼ごはんを食べえることもできます。

普段から登山をされる方も、登山に慣れていない方にもおすすめの山です!

 また、この山には、桃太郎伝説が残っており、鬼が飛ぶように逃げたため「鬼飛山」と名付けられたとされ、山の名前の他にも多くの桃太郎伝説に係る史跡が残っている点です。

 伝えられている桃太郎伝説によると、

 

昔、鬼飛山には鬼が住んでいて、付近一帯で悪さをしていた。鬼は川辺の町から娘をさらい、夜泣き坂よなきざかを越えてすみかに帰っていた。そこで桃太郎が立ち上がった。桃太郎は、下麻生地区の木知洞こちぼらでキジを、上川辺地区の犬塚いぬづかでイヌを、石神地区の猿が鼻さるがはなでサルを集め、川辺で作ったあわ・きび・ひえできび団子を作って鬼退治に出掛けた。鬼飛山の表門からは桃太郎とキジの一隊、鬼門からはサルの一隊、別の山道からイヌの一隊が三方から攻め立て、鬼を全滅させ、川辺の山里に平和を取り戻した。

と言われています。

 また地名は全て現存しています。全国各地に桃太郎伝説はありますが、実際の地名とリンクしている所はとても珍しく、登山道には鬼に攫われていく娘が泣きながら歩いたとされる「夜泣き坂」(夜泣き坂は、今は夜之木坂よのぎざかと呼ばれています。また鬼飛山の山腹には今でも鬼門きもん洞門どうもんが残っているとされています。)や、地名には桃太郎がお供を集めたとされる「木知洞」、「犬塚」、「猿が鼻」が残っています。

 その他にも、鹿塩地区には鬼にまつわる場所がたくさんあります。鬼が桃太郎たちから逃げるときに金棒を突いた川の中の岩に穴が開き、今でもその岩があります。そこには水が枯れることなくたたえており、体にできたイボを治す効果があり「イボ井戸」と呼ばれています。

 また鬼が逃げるときに足をついたところに足跡が残り、金棒をひきずった跡も残っている「鬼淵おにぶち」も残っています。

 中でも一番有名な史跡は「重ね岩」です。鬼が大きな岩を積んで他の山より高くするために北の国から大きな岩を運んで来たけれど、あまりに重くて岩の上に岩をおろして休憩し、しばらく休んでから再び出発しようしました。ところが、岩は重くて二度と持ち上がりませんでした。それが巨岩の上にもうひとつの巨岩が乗った「重ね岩」と言われる、不思議な場所です。

 このような桃太郎伝説を楽しみながら鬼飛山を登山するのも面白いです。