ようこそ町長室へ

川辺町長 佐藤光宏
※項目をクリックすると内容が開きます。

プロフィール
氏名 佐藤光宏
生年月日 昭和31年11月25日
公選職歴 平成11年9月1日・・・・川辺町議会議員
平成13年3月22日・・・辞職
平成13年5月20日・・・川辺町長
趣味 カラオケ・ゴルフ・早朝ソフトボール
キャッチフレーズ 「美しく輝く 水辺と心を育むまち」
好きな食べ物 カレーライス・かつ丼
メッセージ
川辺町は、町域の約七割を山林が占め、町の中央を南北に飛騨川が流れる山と水の町です。名づけて「水と緑のオープンスペースかわべ」。

まちづくりの核となるダム湖の右岸側周辺整備も完了し、周辺一帯の散策道や、公園などでは多くの人が余暇を楽しんでいます。また、ダム湖はボート競技に絶好の自然条件を備えており、日本中の愛好家からその名を知られています。また、41.18平方キロメートルの町域には、由緒ある神社をはじめ古代文化を今に伝える史跡が数多く残っています。

これらの史跡と各地域、そして川を有機的に結びつけて、町内外を問わず多くの人々が一日楽しく遊べるような場を提供していきたいと考えています。そして、町内のみなさんには常にゆっくりとくつろげる憩いの場を、一方町外から来た人には「もう一度行ってみたい」と思わせる場を提供し、その多くがリピーターになってくださることを願っています。
町長のコラム ~ from the Mayor’Desk ~2017年7月
町長の机から 

~from the Mayor’s Desk~


町長の机から 第188回 (2017年7月号)

 



川辺からいなくなった魚(サツキマスとメダカ)

 


 元川辺町教育長の栗山圀彦先生から、表題の論文原稿をいただきました。先生のお許しをいただきましたので、以下、原文のままご紹介します。

 中学一年の国語の授業で「幻の魚は生きていた」という教材の中に秋田県の田沢湖のクニマスが絶滅した話が出ているので、川辺でも絶滅危惧種や希少種の魚の話をしてほしいと頼まれました。

 そこで、サツキマスとメダカを取り上げて話をしました。

 サツキマスは、渓流のアマゴの一部が降海し大きくなってもとの河川に戻ってきたものです。川辺でも昔(八十年以上前)は5~60cmもあるサツキマスが沢山採れたということでしたが、現在は水力発電の堰堤があちこちに出来、アマゴが海まで下れなくなり、また海で育ったサツキマスも河川の上流まで登れなくなってしまいました。

 他の河川でもサツキマスは希少種となり絶滅危惧種の仲間に入ってしまいました。でも県下の長良川だけは河口堰一箇所だけなのでサツキマスが現在も遡上しているようです。

 メダカは町内の小川や田んぼにつながる水路に沢山いたのが、昭和30年頃から少なくなって今では川辺ダム湖の下流の岸辺の水草の中にしかいなくなってしまいました。

 農薬の影響もあるのでしょうが、稲作の変化と土地改良が進んだのが大きな原因だと思われます。

 水田に必要な水は、現在は飛騨川の白川町で取り入れ地下のパイプを通して各田んぼに送られます(右岸用水)。稲作に必要でないときは田んぼの水を落として乾田にしてしまいます。

昔の水路や沼田には年中水があり、水底には泥があり水草が生えていたのが現在のコンクリートの水路ではメダカが冬越しをすることもできなくなってしまいました。

 メダカは水温の低いところでは生息できないので、本町はメダカの北限とされています。

 自然界のメダカは地方によってそれぞれ固有の遺伝子(DNA)をもっているので、川辺のメダカを復活させるには、安易に他所からのメダカを持ってくるわけにはいきません。

 どんな生物でも一度絶滅の危機に追い込むと復活させるには大変です。

 サツキマスにしてもメダカにしても、何とか次世代の人にも残してやりたいものです。

 



平成29年2月9日


川辺中1年国語の授業より


栗山圀彦

町長への手紙
町長への質問・ご意見はこちらへ(メール mayor@kawabe-gifu.jp)